商品は「売りたいモノ」ではなく「売れるモノ」を探す・決める
一般的にEC事業を行う際には、売りたい商品が決まっていることが多いです。
・美味しい自社の食品を多くの方に知って食べてもらいたい
・自分で気に入って周りの人が共感してくれたアパレル/雑貨を多くの人に知ってもらいたい
・自身や周りの人のために聞かくした高品質な化粧品を多くの人に届けたい
など、ご自身の目線で商品が生まれたことによってEC事業を行うことが多いです。本記事では目線を「自身/自社」ではなく、商品を買ってくれる方に目線を変えることで、自然と売れる商品を見つけることが出来るようになります。
ECで売れる商品を作るポイント①OEM会社に相談する
OEM会社とは化粧品や健康食品をEC事業社の代わりに製造を行う会社です。
多くのEC事業社の商品を製造しているため、あまり知られていませんが売れている商品の情報を網羅されている傾向になります。
そのため、最初に売れる商品を開発したい、決めたいと思っている方はOEM会社に相談することをお勧めします。事業社の希望に合わせてご提案されるため、細かい商品成分の知識が無い方でも分かりやすくご紹介をしていただけます。
ECで売れる商品を作るポイント②コンサルタントに依頼する
ECコンサルタントとして働いている人の多くが、何かしらの形でEC事業に関するご提案をされている方達です。
新規のお客様を獲得するためのご提案から、商品を再度買っていただくためのリピーター施策、EC事業を現場が疲弊しない効率的な業務改善の提案など幅広くご提案をされている中、商品企画をご提案するコンサルタントも多く存在します。
あらゆる成功したEC事業を見ているのがコンサルタントのため、コンサルタント費用は別途発生するかもしれませんが可能な限り失敗しないECで売れるための商品作りの段階からコンサルタントと契約を行うこともお勧めいたします。
ECで売れる商品を作るポイント③既存のお客様の声を聞いてみる
こちらは既にEC事業を行っており、何度も商品を買ってくれているVIP顧客がいらっしゃる場合に有効な手段です。
例えば現在ネット上でシャンプーを販売されており、お客様から「この商品に合うリンスやトリートメントは何か?」、「セット販売している化粧水は、日焼け止め効果はないのか?」といった声を多くいただいていれば、もう売れる商品は明確です。
新規のお客様ではなくとも、既存のお客様へ更に別の商品をご提案することで売り上げも伸び、お客様満足度も高まる一石二鳥な仕組みになります。
ECで売れる商品のキホンは「魅せ方」次第で変わる
上記でご説明した商品の作り方とは異なり、ここでは実際に作った商品を「どのように魅せるか」です。どんなに高品質で本来は売れる商品でも、見た目や説明方法によったら売れないことは皆様もイメージしやすいかと思います。逆に本来は高品質ではなくとも、魅せ方でお客様から商品を買っていただけることも多いですが、嘘はNGです。
EC事業に関する情報を配信しているニュースサイトで、多くの事例取材が公開されております。その事例に取り上げられているEC事業社の商品を見比べてみると非常に分かりやすいです。
同じジャンルの商材でも、魅せ方次第で売れる・売れないに大きく影響がされています。「なぜお客様に商品を買ってもらえているか?」の視野と「どのような手法でお客様の目に止まっているのか?」を考えるだけでも非常に参考になります。
「売れる商品」と「売るための魅せ方」が整えば、あとはもう少しでECで売れる商品作りが出来がります。
ECで商品を売るための予算はあるか
今まで売れる商品と売るための魅せ方についてご説明いたしましたが、
最後は売るための予算があるか?です。
例えどれだけECで売れる商品が出来上がり、売るための魅せ方が決まっていても、多くのお客様に商品を知ってもらえるための販促費や広告費が無いと実際に売れるケースは少ないです。
一般的には、ECで商品を売るための広告予算を確保するために銀行から融資を受け、もしくは国や自治体からの補助金・助成金を駆使して予算の確保を行います。
予算の目安としては、
① 年間で目標の売り上げを決める
② EC事業の資本に対して使用できる広告費を逆算する
などを行うことが多くございます。もし広告予算も確定されている場合は、「どのような広告で商品を魅せるか?」のステージになりますが、こちらは本記事と少し話が変わってしまうので割愛させていただきます。
ECで売れる商品の作り方まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事の内容をまとめさせていただきますと
・お客様視点で商品を探す/決める
・商品を知ってもらうための魅せ方を決める
・実際に商品を売るための予算を決める
この3軸が固まっていれば、EC事業で売れるための商品を作るために必要な情報が揃います。当社ConLAdではEC事業に関わる「広告」と「全体的なご支援」を行っています。この記事だけではすべてを語ることは出来ませんでしたが、ご相談いただければ詳しくご提案をさせていただくことも可能なのでぜひお問い合わせください。