「何を売りたいのか」「何を知ってもらいたいのか」など目的に合わせてバナーのクリエイティブを決めます。しかしバナーデザインがいくらいいものであっても適切なバナーサイズと合ったクリエイティブでないと最大限の効果を発揮するのが難しくなってしまいます。

いかにWEB上の小さなスペースで簡潔に情報を発信、商品やサービスの宣伝ができるか。広告を作成するにあたって必ず必要になってくるGoogle・Yahoo!それぞれのバナーサイズを知っていきましょう。

今回は主に見かける

・ディスプレイ広告

・アプリ広告

・ファインド広告

・Gmail広告

上記4つの広告バナーサイズについてご紹介します。

Google

が推奨しているサイズなのでぜひ取り入れてみてください。

Googleディスプレイ広告

ディスプレイ広告はこのようなサイト内に出てくる広告のことです。

このようなディスプレイ広告には以下のバナーサイズが最適だと言われています。

レスポンシブ ディスプレイ広告（画像）

①1.91:1最小 600×314

比較的目立つように表示がされるサイズなので、画像で「何を売りたいのか」がわかるようなクリエイティブにするのがベターです。

②1:1最小 300×300

いわゆる正方形サイズです。サイズは小さめなので、文字だらけなどのクリエイティブだとわかりにくくなってしまうため工夫が必要です。

レスポンシブ ディスプレイ広告（ロゴ）

①1:1最小 128×128

バナーサイズが小さく、ロゴなので一目でわかるようなインパクトのあるクリエイティブに仕上げましょう。

②4:1最小 512×128

横長のバナーも推奨されています。この場合は横長用のロゴも事前に用意しておくといいと思います。

Googleアプリ広告

アプリ広告はこのようなサイト内に出てくる広告のことです。

このようなディスプレイ広告には以下のバナーサイズが最適だと言われています。

①1.91:1最小 600×314

横長になるサイズなので、文字入れや画像なども横長でも見やすいクリエイティブになるように作成しましょう。

Googleファインド広告

ファインド広告はこのようなサイト内に出てくる広告のことです。

このようなディスプレイ広告には以下のバナーサイズが最適だと言われています。

①1.91:1　最小 600×314

Googleアプリの検索欄の下部に表示され、特に目立つ部分なので一発でクリックしたいと思えるワードやデザインを考え、バナーを作成しましょう。

②1:1最小 300×300

正方形サイズの最小は300×300。

こちらもレスポンシブ ディスプレイ広告と同じく文字だらけなどのクリエイティブにならないように注意です。

ファインド広告（ロゴ）

1:1　最小 128×128

Gmail 広告

Gmail広告はこのようなサイト内に出てくる広告のことです。

このようなディスプレイ広告には以下のバナーサイズが最適だと言われています。

①1.91:1　最小 600×314

Gmailもビジネスシーンやメルマガ用に利用する人も多いので、見てもらいやすい部分です。メールと同じ表記なのでさりげなく広告を出すことができます。自社の名前やサービス、商品がパッと見てわかる仕様にしましょう。

②1:1　最小 300×300

スポンシブ ディスプレイ広告・ファインド広告と同じくバナーサイズに留意しクリエイティブを考えましょう。

Gmail 広告（ロゴ）

Gmail 広告（ヘッダー）

アスペクト比は 3:1 から 5:1 の間で任意、サイズは最小 300×100。

ヘッダーは小さいものだと300×100となるので、画像などでインパクトのあるクリエイティブがわかりやすく、目に留まりやすいと思います。

Gmail 広告（カタログ画像）

1:1　最小 300×300

Yahoo!

でもそれぞれ推奨バナーサイズが存在しています。今回はパソコン・タブレット・スマホで見られるサイズについてご紹介します。

Yahoo!バナーサイズ（画像）

Yahoo!の広告バナーはこのように表示されています。Yahooのサイトの中でも大きく目立つ位置に広告を配信することができるので認知拡大に大きく役立ちます。

①1:1 600×600

Yahoo!で見かける広告はこちらのサイズ。メインを画像にして簡潔なタイトルなどで目を引くクリエイティブを作成するのがおすすめです。

②6×5 300x 250

600×600よりも小さいサイズになるので、よりサービスの内容や商品がわかりやすくする工夫が必要です。

③39.5 486×60

横長のバナーの場合、一目で商品やサービスがわかる画像を載せる、または画像ではわかりづらい場合は、テキストの大きさやフォント、構成などを工夫して目立たせましょう。

④728:90 728×90

⑤4:15 160×600

縦型の場合、画像の位置や文字入れに工夫が必要です。縦に文字を入れる、画像は縦長のものを使うなどするとわかりやすいバナーになるでしょう。

広告の効果を上げるには、適切なバナーサイズを選択することも重要です。目的(KPI)に合ったバナーサイズとクリエイティブを取り入れることで、効果が高まります。Google・Yahoo!がそれぞれ推奨しているバナーサイズに合わせ、広告の効果を上げていきましょう。