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初めまして。コンセプトラボのConLad(コンラド)事業部で運用を行っています舘野と申します。
忘備録として記事を書いておりますが、今回のテーマは「Facebook広告の最適化(CV数)を狙う方法」です。

Facebook広告を広告代理店に外注される方も、個人や社内で運用する方にとっても重要視されている「Facebook広告を最適化するためのCV数」とは、いわゆるFacebook広告側の機械学習の仕組みがどうなっているか?がポイントです。

基本的には1週間(7日間)で50CVが目安とFacebookが公開していますが、その分コストが非常にかかるので、広告予算が少ない場合にはFacebook広告での最適化が出来ない課題が発生します。

そこでこの記事では、あらゆる企業がFacebook広告で、Facebook広告の最適化を狙いつつ広告の施策を最大化させる方法に関してご紹介します。

Facebook広告の最適化の目安とは

冒頭でも述べたFacebook広告の最適化の基準とは1週間(7日間)で50CVです。

これを以下の条件を例にして数字で表してみます。

業界:EC

商材:健康食品

予算:MAX50万円/月

CVの定義:購入完了(定期コース)

CPA:1万円

※CPAとは1件獲得したCVに対する費用、つまりコスパです。

参考:今更聞けないCPO(A)とは?WEB広告用語集

上記の場合、7日間で50CV×1万円=50万円のため、1ヶ月(28日)でざっくり150万円必要になります。

元々の広告予算が50万円に対して、Facebook広告では現状だと最適化が出来ないと言われている状態になります。

予算が豊富にあるなら、7日で50CVを狙うために運用と改善を地道に頑張る動きで問題ありませんが、

予算が50万円だと限界があると思います。

低予算で最適化させるコツ

先ほど述べた150万円以上のご予算ではない場合、どうするか?

複数の選択肢があるので、webで公開できる範囲でご紹介します。

①7日間だけ配信する

Facebook広告の最適化の目安に則り、限りあるご予算を7日間〜10日間などピンポイントに露出する方法です。Facebook広告はどうしても最適化(機械学習)をしないと無意味に近く、購入やお問合せをしてくれそうなユーザーへリーチさせるには最適化させないと難しいケースが多いです。

そのため、ルールに則り短期間で勝負に出る方法になります。

ただし、

・ユーザーに刺さる訴求が分からない

・テスト段階で不安

のような事も多いので、理屈は分かっても短期間で勝負に出るのが難しいと思います。

②目標の対象を変更する

簡単にお伝えすると、購入完了をゴールにするのではなく、カートに入れる事をゴールに指定する手法を指します。

※EC以外で解説すると、お申し込み完了ではなくお申し込みページ到達をゴールにするような手段になります。

例えば、7日間の間で以下の計測がされると仮定します。

購入完了:10件(本来の10CV)

商品をカートに入れる:50件(この度の50CV)

上記の通り、低予算で購入完了50件を7日間で達成するのは非現実的ですが、商品をカートに入れるのをゴールにするのであれば、7日間で50CVを狙えます。

上記の方法なら、Facebook広告のルールに則った広告を配信する事が出来ます。

個人的には、①より②の方が現実的だと思います。

最適化対象を変えるメリットデメリット

Facebook広告では7日間で50CVが理想で、予算の兼ね合いで難しい場合の対策例「対象の目標を変える」について解説しました。

但し、どうしても完璧な施策ではなく、メリットデメリットが存在します。

最適化を変えるメリット

本記事で何度か紹介した通り、Facebook側で推奨してくる予算でなくても最適化を狙える事が何よりのメリットです。お金があれば成功しやすい、と何とも厳しいロジックですが、できる限り工夫する事で最大化を狙えるヒントに繋がります。

購入完了:10件(本来の10CV)

商品をカートに入れる:50件(この度の50CV)

上記であれば、購入完了よりもカートに追加は5倍の情報量ですので、最適化も5倍早い仕組みになります。

最適化を変えるデメリット

先ほどは最適化のスピードが5倍早くなるメリットを紹介しましたが、大きなデメリットも存在します。

機械学習の対象者は「購入やお申し込みをしたユーザーではない」点です。そもそも広告の目的とは、多くの方は自社商品の購入やお申し込みを増やすべく、お金を投資すると思います。それに対して本施策(目標を変える)では、カートに追加やお申込みページ到達になるので、

・商品をカートに追加したものの、実際には購入しない層

・お申込みページなら到達したものの、実際にはお申込みしない層

上記のようなユーザーもFacebook広告の最適化(機械学習)の対象になります。

…出来れば購入する層だけFacebook側には覚えてもらい、近しい人へ広告を配信したいですよね⁇

これが出来ず、多少の不要なユーザーでさえも学習対象に含まれるのが、この試作のデメリットになります。このデメリットがあるものの、メリットを優先して進行するか?がご判断頂来る際のポイントになると思います。

Facebook広告最適化まとめ

この記事を要約すると、

・Facebook広告の最適化は7日間で50cv

・CPA1万円だと、月予算は150万円必要

・予算に限界がある場合は最適化の対象をズラす

・メリットデメリットを踏まえた上で判断する

上記の流れでご紹介させて頂きました。

もし、本件の方法でも上手くいかないor上手くいく自信がない場合は弊社にお問い合わせください。

情報を丁寧にヒアリングさせて頂いた後に、適切な施策をご提案させて頂きます。

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この記事を書いた人

舘野 真規
ConLAdマーケティング担当 / マーケティング歴5年
趣味:スプラトゥーン3で上司をボコボコにすること、直近のゴルフスコア:190
趣味:スプラトゥーン3で上司をボコボコにすること、直近のゴルフスコア:190

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