今更聞けない同梱物とは?
同梱物とは、WEBや電話などお客様から商品の注文が入り、配送で商品を届けた際に、最初に箱や封筒を開けた中身に入っているチラシなどのことを指します。よく「お友達紹介するとクーポンプレゼント」や「LINE登録でクーポンプレゼント」などが入っていることが多いですが、
そのようなチラシなどですね。
お客様と出来る限りコミュニケーションを増やしたいと考えている企業の同梱物の中には、販促に関連しないような、購入者の生活に合っているような話題を詰めた冊子が含まれていることもあります。
なぜ、同梱物を意識しなくてはならないのでしょうか?
次の章で解説いたします。
なぜ同梱物の必要なのか
一言で申し上げますと、「お客様と会話をする」ためです。
店舗で直接商品を購入するわけではないので、一般的には、ECやD2C、サブスク事業社とお客様はなかなか会話をする機会が少ないです。
そのために、お客様とコミュニケーションをとる手段を増やすために行います。
また、お客様と会話が出来ない=お客様が企業側の商品に対して大して思いやりも出てこないことを無くすためです。
せっかく買っていただいた商品なので、より商品や自社ブランドを知っていただき、一見さんに留まらない常連さんになっていただき、お客様と企業側で長いお付き合いもしたいですよね。
ただ、実は同梱物を考えるのにもデメリットがあります。
こちらも把握しておかないと後々面倒になるので次の章でご確認ください。
同梱物を入れてみた(変えてみた)といって事業の利益に直結しない
お客様とのコミュニケーションの一環として非常に重要な同梱物ですが、色んなツールで「同梱物の分析できます!」と言っても、結局は事業の利益に直結しにくいのでご注意ください。
例えば同梱物のチラシに定期引き上げ施策と思って用意をしても、同梱物のおかげで定期引き上げが改善されたとは正直言いにくいのが現状です。これは同梱物を提案する企業様などが悪いわけではなく、お客様の心理的な関係性や、他のマーケティング施策と関連した成果である為が多く
同梱物の改善のみで利益に直結すると言いにくいのです。
それでは同梱物を入れてみる、もしくは変えてみる場合には何を意識することが重要なのでしょうか?
次の章でご解説します。
先輩顧客のレビューを用意して、自分の一歩先の未来を魅せる
よくある同梱物の中で、初めて商品を買った方向けの同梱物なのに「長年愛用してずっと気に入ってます」といったお客様の声を入れている企業が多くいます。
ですが、実際に購入している立場からするとどうでしょうか?
自分事になれないので、あまり気にしないでごみ箱行きであることが多いと思います。
ご自宅のポストに自信と関係ない謎な広告チラシがあると、そこまで読まないしすぐに捨てるか、気づいたときに捨てるのと同じです。
なので、自分事に置き換えられる少し先の未来をお見せすることが重要です。
初めて商品を購入した方には「1か月使ってみた方」のお客様の声をご紹介し、2か月目もご利用いただいたお客様には、「3か月使ったみた方」のお客様の声をご紹介すれば良いのです。
ただポイントなのが、嘘くさい演出はNGです。
必ずお客様からの生の声をご紹介し、多少企業として嬉しくない声でも差し込みましょう。
基本的に現代の日本人は広告慣れしているので、少しでもリアリティを感じてもらう努力が必要です。
お客様の心理描写に合わせて同梱物を用意する
この章のタイトルだけ読むと、それこそ難しいよく分からないと思われるでしょう。ですが、お客様の状態を自分事に置き換えるだけで、一気に目線が変わります。例えば初めて買ったお客様は、まだ商品に満足しておらず試している段階です。
試している段階で、わざわざスーパーで売っていないような高額な単価の商品を買っている訳ですので、出来る限り最初はお得にムリなく商品を再度買ってもらえるようにしましょう。
逆に、ずっと使い続けていただいている常連さんに、一見さんと同じような対応をすると嫌、もしくは少し寂しいですよね?
なので、お得なオファーではなく、常連さん限定のメッセージや普段のスタッフさんみんなで撮った写真、商品の開発過程をお伝えすることがお勧めです。
EC・D2C同梱物のまとめ
いかがでしたでしょうか?
お客様が同梱物を見て感動してくれる場合とは、自分に関する嬉しい情報が詰まっていることだと思います。なので、少し面倒かもしれませんがお客様に合わせた紙面上の接客をお試しください。もしご自身でなかなかご対応することが難しい場合には当社へお申し付けください。
ConLAdメンバーは全員がEC業界出身者で知見が多くございます。WEB上でお伝え出来ないような、更に具体的な施策や行動計画など、ご契約いただいたお客様に
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